何度足を運んでも、行くたびに感動が生まれるルーブル美術館。
パリミュージアムパスを購入して、パリ市内の観光地や美術館をたくさん巡るのも楽しいですが、今回はルーブル美術館などをひとつひとつゆっくり回りたいという方におすすめのチケット購入方法です。
この記事では、パリミュージアムパスは購入せずに、ルーブル美術館のチケットを予約したい方に向けて、入場チケットの予約・購入方法をご紹介します。
ルーブル美術館のチケット予約方法は主に3通り。
最も安く購入できるのは公式サイト経由(17ユーロ/人)ですが、どうしても外国語での予約が不安という方は、日本語ツアーサイト経由(20ユーロ/人)からも予約・購入が可能。
また、効率よく楽しみたい方は日本語ガイドツアーへの参加もおすすめです。
(※短期間で複数の美術館や観光地を巡る方は、やはりパリミュージアムパスの購入がお得。)
なお、ルーブル美術館の見どころや効率的な回り方に関してはこちらの記事をご覧ください。
公式サイトからの予約手順
まずは一番お得な公式サイトから入場チケットを予約する方法をご紹介します。英語・フランス語・スペイン語のみでの購入になり、不安に思う方もいるかもしれませんが、やってみるととても簡単にできますよ。
(※2020年1月6日現在)
公式サイトから予約すると、価格は17ユーロです(入場料15ユーロ+予約手数料2ユーロ)。
ルーブル美術館の公式予約サイトはこちらから。
1)公式サイトに入って「言語変更」と「購入チケット」を選択する
①言語を英語に変更するとより使いやすくなるかと思います。
②一般入場チケットを意味する「Individual tickets for the Museum」を選択。
2)予約希望日時と枚数を選択する
①予約したい希望日時と②希望時間を選択し、③購入枚数を選んだら④の確認ボタンで次へ進む。
3)予約チケットの内容確認
①選択したチケットの種類が「Individual tickets for Museum」であること、②予約日時、③購入枚数、⑤支払い金額を確認します。
④チケット受け取り方法は、自動的にPrint at Home(自宅で印刷)が選択されています。
ルーブル美術館へ2ユーロの寄付をしたい場合は、「I support the Louvre by donating」にチェックを入れてください。
全てが済んだら⑥確認ボタンを押す。
4)会員登録を行う
公式サイトから予約する場合、ルーブル美術館の会員登録(無料)が必要になりますので、会員でない方は会員登録ボタンを選択してください。
5)個人情報の入力
①上から順に名前などを入力する。※の部分のみの入力で構いません。
最後に、利用規約への同意チェックとロボットではない旨のチェックをし、②次に進む。
6)入場者情報の入力
①予約当日に入場する人の名前を人数分入力し、②支払い画面へ進む。
7)クレジットカード会社を選択
支払いに使用できるクレジットカードは、カルトブルー(フランスの銀行カード)、VISA、マスターカード、アメックスです。
使用カードを選択したら、カード情報を入力するため次へ進む。
8)カード情報の入力
①支払いで利用するクレジットカードの、番号、有効期限、カード裏のセキュリティ番号を記入し、②確認ボタンを押す。
9)予約・支払い完了
これでチケットの予約・支払いが完了しました。
画面下にチケットのダウンロードボタンがありますので、印刷する方は①チケットを印刷するボタンを、スマホ用チケットをダウンロードし画像を保存する場合は②スマホ用チケットを表示させます。
なお、チケットは登録したメールアドレスにも届いているため、この画面ですぐにダウンロードをしなくても大丈夫です。
むしろスマホ画面にチケットを保存したい方は、スマホからメールを開き、そこからダウンロードしたほうが簡単に保存できます。
10)チケットを印刷する方
9)の画面で「①のチケットを印刷する」を選択された方は、上記のチケットがダウンロードされ、表示されます。ダウンロードしたチケットを印刷し、当日持参してください。
11)スマホ用チケットを利用する方
スマホ用チケットは結構シンプルです。こちらが表示されたら、スクリーンショットで保存しておくことをおすすめします。
日本語ツアーサイトから予約
外国語でチケットを予約するのはやっぱり不安という方は、GET YOUR GUIDEというツアーサイトを経由すると、日本語で予約することが出来ます。
「パリ:ルーヴル美術館 時刻指定入場チケット」のページから予約すると、価格は20ユーロ(チケット代17ユーロ+手数料3ユーロ)。
公式サイトの価格に3ユーロプラスするだけという、ツアーサイト経由にしてはかなり良心的な価格です。
こちらのツアー会社は主にヨーロッパツアーをメインに販売しており、世界中の方が利用しています。ここ数年の間に、日本語対応も可能になったことを受けて、日本人の利用者も増えてきています。
日本語ガイドツアーへの参加
ルーブル美術館は30万点以上のコレクションが所蔵されていて、何をどこから見ていいのか迷う方もいらっしゃると思います。
効率よく、しかもしっかり美術品を理解しながら回りたい方はベルトラというツアーサイトからルーブル美術館見学ツアー<日本語ガイド/優先入場/イヤホン付き>を申し込むことをおすすめします。
価格は55ユーロからですが、優先入場、日本語ガイドがついているため、じっくりとルーブル美術館を堪能したい方にはぴったりのツアーです。
スリには注意
ルーブル美術館やその周辺は観光客などが多いことから、スリ被害が多発している場所でもあります。
特にモナリザなどの有名作品のあたりは常に混雑しているため、注意が必要です。(写真は平日のモナリザ前。)
ちなみに私はメトロに乗るときやパリ市内の観光地を歩くときには、スリ予防のために小さなショルダーポシェットを使用しています。
ここは危ないなと思うところではしっかりと前で抱え、時には首からそのまま服の中に入れてしまうことも。
(↑私が実際にパリで使用しているバッグです。)
かばんは必ず前に持つ、写真を撮るときにも気を抜かないなど、細心の注意を払いながら、最後まで気持ちよくパリを楽しんでくださいね。
ルーブル美術館へのアクセスや見どころ、効率的な回り方を知りたい方は合わせてこちらの記事をご覧ください。