これまで2回、電化製品(ドライヤー)と書籍8冊をそれぞれ購入するため、フランスから日本のアマゾンを利用しました。
どちらも注文から5日で届くという超快速!
ポチっと注文してから5日後にはすでにボンジュールと我が家に到着している。驚きました。
当然ですが、フランスから注文した場合は諸々の手数料が上乗せされるため、日本で注文するよりも価格は高くなります。
ただ、探してみたもののフランスではどうしても買えないものってありますよね。
- フランスから日本アマゾンを利用した場合の注文から到着までの流れ
- 注文の際の注意点
- 上乗せされた手数料
目次
注文から到着までの流れ
ここでは、フランスから日本アマゾンでどのように注文したのか、到着までの流れと注文の際の注意点をご紹介します。
これまで2回の注文を別の日付でしましたが、流れや所要日程は同じでしたので、異なる部分(例えば手数料など)のみ、それぞれ特筆しますね。
日本のアマゾンで注文をする(注文当日)
Amazon.jpで商品を購入します。
(全てのものが海外発送に対応しているわけではないので、対象商品はamazonグローバルでご確認ください。)
ちなみに我が家が注文したものは、最初はドライヤー(家電)で、2回目が本8冊です。
フランスには、硬いブラシ付きのドライヤーがないのか、DARTYでもFnacでも見つけられなかったため、アマゾンで買うことに。
本についても、電子書籍サービスのKindleやパリ・ジュンク堂書店で見つからなかったため、こちらもアマゾンにて。
日本で行う注文方法とほとんど同じですが、以下の2点は気をつけてください。
注文する際の注意点
注意点①:手数料等は注文確定直前まで分からない
海外への配送料はAmazon.jpの公式サイトにも目安として記載されていますが、輸入税等前払金(輸入税や関税、手数料など)は、国や荷物によって違うためはっきりと明記されていません。
これがわかるのが、最後のポチで注文が確定する直前画面。
ここまで進まないとその商品がいくらで購入できるのかわからないため、料金を検討しながら注文する際には、料金確認前に勢い余って確定ボタンを押さないように注意してください。
注意点②:注文時のお届け先住所、請求先住所の確認
お届け先住所は、現在住んでいる海外の住所でOKです。
要注意なのは、請求先住所です。
クレジットカードで支払いを行う場合、請求先住所とクレジットカード会社に登録している住所は同じにしてください。
私はこれで、Amazon.frのアカウントを一時停止にされた過去があります…。
渡航前にクレジットカードの登録住所を日本の住所(実家)に変更していたにも関わらず、請求先をフランス住所にしてしまったため、ここに相違が生まれ、アカウントロック。
請求先とはクレジットカード支払いの請求先を意味するため、住所とは意味が違います。(本来は住所であるべきですが、海外の場合は事情が異なります。)
日本のアマゾンがそこまで厳しいかはわかりませんが、気をつけるに越したことはないので、しっかりご確認ください。
日本からの発送連絡(注文から3日後)
最初に注文したドライヤー、8冊の本のどちらも、注文から3日後にアマゾンより発送メールが届きました。
関税などの手続きもこの間にしてくれていることを思うと、迅速なお仕事ぶりにあっぱれです。
この時点で、到着予定日は注文から6日後とメールに記載されていました。
そんなに早く届くのかな?と半信半疑…。
パリの自宅に到着(注文から5日後)
突然知らない番号から電話が鳴り、出てみると聞き取れるはずのないフランス語が。
かすかに聞き取れた『Amazon…』という単語により、アマゾンから荷物が届くことが分かりました。
どうやら自宅がアパルトマンの何階なのかを知りたかったみたいです(勘だけど)。
注文から5日後に無事パリの我が家に到着!!
北海道に住んでたときも、商品によっては注文から到着まで同じくらい日数を要していました。
津軽海峡とユーラシア大陸は同じだけの隔たりだったの!?!?
さて、荷物が届いた状態ですが…
本が入っていた箱は、上が押しつぶされた状態で届き、中身は大丈夫なんだろうかと少し心配になります。
さすがは日本の梱包技術。無傷でした!
(フランスではアパルトマンの玄関に投げられていることもあるらしい…。)
ちなみに配達会社はどちらもDHL。好感度アップ。
諸々の手数料
海外から日本のアマゾンを注文する際、ためらってしまう理由の1つは上乗せされる手数料かと思います。
輸入税や関税、その他手数料、そして海外配送料が価格にプラスされるため、当然ながら日本で注文するよりも割高です。
この手数料は商品やその個数(重さ)、発送先の国によっても異なるため、ここでは目安として、ドライヤーと書籍にかかった手数料をご紹介します。
アマゾンの公式HPでも配送料の目安が確認できます。
ドライヤー(家電製品)にかかった手数料
商品価格:¥3,281
配送料・手数料:¥1,459
輸入税等前払金:¥948
合計:¥5,688
上乗せされた手数料は2,407円でした。
これが高いか安いかと言われれば、ほぼもう1個買える値段ではあります…。
ただ、日本から1万キロ離れたフランスに5日で届けてくれたこと、関税手続きを全て行なってくれたことを考えると、これくらいはかかって当然かなと思います。
書籍8冊にかかった手数料
商品価格(8冊分):¥10,940
配送料・手数料:¥3,200
輸入税等前払金:¥3,125
合計:¥17,265
上乗せされた手数料は6,325円でした。
1冊あたりに換算すると、約790円。
購入した本は1冊の文庫本を除き、あとは全て1,000円以上でした。
パリで日本の書籍を買うと、定価の1.5倍から2倍はするので、本をまとめ買いをするのならAmazonのほうがお得です。
参考記事>>フランス・パリのジュンク堂には日本の書籍が勢揃い
ちなみに、書籍に関しては60日後に輸入税等前払金が返ってきた人もいるようです。
(かすかな期待…!)
輸入税等前払金は、適用される可能性のある諸税と関税の見積額のため、実際の計算額とは異なる場合があります。
実際の輸入税等が、お客様にお支払いいただいた輸入税等前払金より少額だった場合は、ご注文時の支払い方法と同様の方法によって、自動的に差額を返金いたします。返金額は、Eメールでお知らせいたします。この工程は、発送日から約60日かかります。
(引用)Amazon.jp公式サイトより
書籍注文からまだ60日経っていないため、我が家の買い物が対象になるかは分かりませんが、確定次第追記します。
まとめ:パリから日本アマゾンの注文は早くて便利!
日本の商品を海外に発送してもらうため、多少の出費は覚悟のうえ。
ただ、1万キロ離れたフランス・パリまで5日で届けてくれることを考えると、その商品の希望度によっては利用価値はかなり高いと思いました。
書籍に関しては、よほど紙に愛着がない限り、電子書籍のKindleやKindle Unlimitedにあるか確認してから注文することをおすすめします。
特にKindle Unlimitedは月額980円で12万冊の和書と120万冊の洋書が読み放題になります。
30日間無料体験もできますから、どんな本が読めるのか確認してみてください。
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