パリの家には炊飯器を持って来ていないので、お米が食べたくなったらストウブ鍋24cmでご飯を3合炊くのが我が家流。
お鍋でご飯を炊くのって、なんだかめんどくさそう・・・というイメージを持たれがちですが、一度やってみたらわかります。
かなり簡単なの!(ズボラな私が続けられるのだから本当だよ)
考えてみたら、炊飯器が発明される前はこうしてご飯を炊いていたわけで、簡単じゃなければ先人は毎日食べてなかったよなぁと妙に納得。
この炊き方を知ってからは、フランスにいても白米を堪能できるようになったし、むしろ日本で食べていた頃よりも美味しく頂けているのではと思うほど。
炊飯器がなくても、ご飯は美味しく頂けます。
いや、むしろ美味しくなるのがストウブ鍋!!
そこで今回は、ストウブ鍋24cmを使った3合炊きの方法をご紹介します。
簡単手順!ストウブ鍋を使ったご飯の炊き方
必要なもの(3合分)
- ストウブ鍋24cm(他のサイズでも大丈夫。22cmがベストなんだとか)
- 米 3合(計量カップ540cc分)
- 水 600ml(1合=200ml)
簡単手順
- お米を研ぐ
- ストウブ鍋に水と米を入れて、30分置いておく
- ぐつぐつと音がなり、泡ができるまで中火にかける
- ③の状態になったら、10分弱火にかける
- 火を止めて10分蒸らす
では作ってみましょう!!
お米を研いだら、お米を水に浸しておきます。
最低でも30分はこの状態で。
ストウブ鍋を中火にかけます。
10分ほど経つと、白濁したたくさんの泡とともに、お鍋からグツグツと音が聞こえて来ます。
ふたを開けて、一度ヘラでサクッとかき混ぜます。
そしてもう一度ふたをしめて、今度は弱火で10分火にかけます。
ここからは絶対にふたを開けないでください。
そして最後に10分蒸らします。ここでもふたを開けないように気をつけましょう。
こちらが炊き上がったお米ちゃんです。
一粒一粒しっかりお米がたっていて、しかもふっくらとした炊き上がり。
ちなみに我が家では、日本のお米ではなく、日本食材店の京子で1kg4.7ユーロで購入した海外の安価なものを使いましたが、ちゃんと美味しく仕上がりました。
(ただ日本のお米のような甘みはそんなにありません)
この日はカルフールでお得に買えた豚肉を使って、久々すぎる生姜焼きと一緒に。
生姜焼きの甘辛いたれの美味しさもさることながら、お米ってこんなにふっくらしていて美味しかったっけ?というあまりの感動に、一人1合分のご飯を食べてしまいました。
そして、底に出来たパリパリのおこげの美味しさよ。
これはお鍋でご飯を炊いた者にだけ与えられる特権です!
残りは冷凍しておき、食べたいときにレンジでチン。
お鍋の洗い方
食べ終わったあとの洗い物だけは、炊飯器より若干面倒かもしれません。
お米がお鍋にへばりついているので、洗う前にスプーンで軽くお米を剥いではつまみぐい。
火垂るの墓で西宮のおばさんが洗い物をしているときに全く同じようなことをしていたことをふと自分でしていて思い出しました。
一晩水につけておくと、次の日の朝は簡単に洗うことが出来ましたので、この方法が一番手軽な洗い方かと思います。
まとめ
実際に炊く手順は30分ほどなので、炊飯器の快速炊きとそんなに時間は変わらない印象を受けました。
しかも極上炊きレベルの美味しさなので、この時間でこのクオリティはむしろ早い!!
ストウブ鍋さえあれば、炊飯器以上の美味しさのお米が炊けますから、これからも積極的に食卓に白米を出していこうと思います。
ストウブ鍋ってこんなに便利なものだったのね。