フランス語の勉強を始めた時に思ったのが、日常的にもっとフランス語に触れたいということ。
そこで私はひらめきました。
毎日触れるもの+フランス語=フランス語漬けの第一歩こそiPhoneだと考えたんです。
iPhoneをフランス語に設定して3ヶ月ちょっと。
日本語のアプリやサイトもありますから、全てがフランス語とはいきませんが、それでも目に入る大半の言語はフランス語になりました。
「これってフランス語ではこんなふうに言うんだ。」と思うものばかりで、机に向かうだけが語学の勉強じゃないことを実感中。
みなさんもこれを読み終わる頃には、きっとiPhoneの設定をフランス語に変えているはずです。
そこで今回は、私がフランス語設定にして実感したメリット3つと設定方法をご紹介します!
フランス語設定に変えてよかったこと
メリット①:かっこいい
初っ端からこれかよって思いました?
でもね、形から入るって悪いことばかりじゃないんですよ。
心理学的にも、形から入ることはセルフイメージを高め、やる気の向上を後押しする効果があるって言われているんです。
私のスマホのロック画面はこちら。
スマホを使おうとしたときに、パッとフランス語が目に入る。
ロック画面に表示されているのは、日にちや曜日など簡単なものではありますが、フランス語が表示されているiPhoneを使っているなんて、自分かっこいい!という自信がぐーんと湧いてきます。
しかも、フランス語表記になっただけで、iPhoneもなんだかかっこよくみえませんか?
iPhoneの見た目がかっこいい。使っている自分がかっこいい。
この気持ちこそが、フランス語へのやる気をさらに上げてくれました。
メリット②:自然とフランス語に触れられる
毎日iPhoneに触れるということは、毎日フランス語に触れるということになります。
毎日使っているLINEやSNSの画面がフランス語に変わるって、使いこなせるか最初は若干ドキドキしたのですが、考えて見たら、iPhoneに長々と文章が表示されるときって、何か警告されるときくらいですよね。
LINEでもSNSでも、操作手順がわかっていたら、言葉が変わってもいきなり慌てふためくことは全くありませんでした。
それよりもむしろ
っていう、発見の連続で私はすっごく楽しかったし、勉強感のない勉強が今でも出来ているように実感しています。
では普段使うiPhoneの画面がどんなふうに変化するのかご覧いただきましょう。
📱ホーム画面
自分で作成したグループや日本のアプリは日本語のままですが、それ以外はフランス語に大変身。
フランス語になった途端、急にスタイリッシュに見えるのは私だけ?
📱LINE
どんなやりとりしてるのよっていう話は置いておいて、ここの表示もフランス語に変わります。
既読=Luということを、私はこれで知りました。
Lu par 3=既読3という意味で、グループラインで既読人数が表示されるときにはparが付きます。
いつも見ているtwitterのホーム画面も、フランス語になると雰囲気が変わりますよね。
- Abonnements=フォロー数
- Abonnés=フォロワー数
という意味です。
設定をし始めたばかりの頃は、どっちがどっちなのか混乱したりしていましたが、私の場合は数が少ない方がフォロワー数だと見分けられたので、そういう中で自然と覚えていきました。
フォローしてくれたら嬉しいな・・・。(→@onyva_7)
aimé=いいねという意味。aimer(好き、好む、愛してる)の過去分詞です。
ということは、ここでは「◯◯さんがいいねをしたよ」もしくは「あなたがいいねされましたよ」という事後報告的な意味(過去形)のいいねということでしょう。
ちなみにFacebookのいいねはフランス語ではJ’
メリット③:単語の覚えが早くなる
フランス語に設定したiPhoneを使っていると、全く意味のわからないフランス語に直面することもよくあります。
そしてその度に、「え?これはどういう意味?」という疑問に直面し、調べざるをえません。
だって下手にいじっておかしなことになったらそれこそ大変ですから。
例えば、世界的に使えるアプリをダウンロードすると、登録や設定も全てフランス語に変わります。
日本語ならスムーズにいくことでも、フランス語だと「これは一体どういう意味なの?」から始まり、まずは調べるところから始まるんですね。
私が画像加工に使っているFoodieというアプリ。
こちらもフランス語に設定を変更した瞬間、全てがフランス語に変わりました。
「え?どういうこと?」
右を押した方がいいのか、左を押した方がいいのか、さっぱりわからず。
でも下手にいじって画像が消えてしまったら悲しいので、調べるしかありません。
この画像の場合は結局「保存せずに終了するかどうか」を聞かれていて、Annuler=終了しないよ、Quitter=保存せずに終了するよという意味でした。
でも、必要に迫られて調べた単語は頭に残りやすいんです!
Quitterというのは、動詞で「〜を去る」って意味なのね。だから保存せずに去りますねってことなのか。
というように、調べた単語が生活の中でどのように使っているのかということと繋がり、より記憶に残りやすくなります。
調べた分だけ語彙力も上がりますから、単語帳とにらめっこするよりもずっと楽しく勉強ができちゃいますよ。
iPhoneのフランス語設定方法
では、あなたのiPhoneをフランス語に設定する方法をご紹介します。
1分もかからず、あっという間に設定が完了しますよ!
①<設定>を選択
②<一般>を選択
③<言語と地域>を選択
④<iPhoneの使用言語>を選択
⑤<フランス語>を選択し、<完了>をクリック
⑥<フランス語に変更>を選択
⑦設定完了
設定中は画面が一度真っ暗になりますが、設定が完了するとフランス語になっています。
<Langue de l’iPhone>が<Français>になっていればOKです!
フランス語設定から日本語設定への戻し方
①<Réglages>を選択
②<Général>を選択
③<Langue et région>を選択
④<Langue de l’iPhone>を選択
⑤<日本語>を選択し、<OK>をクリック
⑥<Passer en japonais>を選択
⑦設定完了
設定中は画面が一度真っ暗になりますが、設定が完了すると日本語になっています。
<iPhoneの使用言語>が<日本語>になっていればOKです!
まとめ
語学学習って、文法など机上の勉強だけではどうしてもマンネリ化してきますよね。
だからこそ、日常の中にフランス語を取り入れる。そして、自然と生活の中でフランス語を覚えていく。
これを手軽に実現できるのが、iPhoneのフランス語設定だと思います。
お金もかかりませんし、1分もあれば設定完了です!
フランス語iPhoneを使うことで、気持ちは今日からパリジェンヌ。
フランス語を使いこなしているセルフイメージを持って、勉強へのやる気をさらに高めてみてはいかがですか??