フランス語学習

【メリットと書き方】フランス語日記を始めました【話せるようになるコツ】

フランス語日記の書き方、メリット

 

フランス語の勉強を始めて1年半ほどが過ぎました。

勉強を始めたばかりの頃は、フランス語検定合格を目指し、ひたすら基礎を叩き込んでいたため、日々自分のフランス語力がついてくるのがすごく楽しかった。

短期間で仏検3級に合格した勉強法とおすすめテキスト フランス語の基礎の集大成とも言われているフランス語検定(以下:仏検)3級。 最初の目標にする初心者の方も多いかと思います。...

 

が、フランスに来て9ヶ月が経ち、様々な場面でフランス語でのコミュニケーションが求められて、痛いほど思い知らされたことが「私、全く話せない」ということでした。

文章は簡単なものなら長文でもある程度読み書きできるようになってきたし、人が言ってることもなんとなく理解できるようにもなってきたし、語学学校でもみんなの冗談に笑えるようにもなってきたんですが、なんせ喋れない!!!

でもね、この理由って客観的に考えたらものすごく簡単なんです。

私の今の勉強法は、インプットばかりでアウトプットが本当に足りていない。

そこで、フランス語を勉強している方々に相談してみたところ、返って来た答えで多かったのが、日記を書くということでした。

これまで書こう書こうと思いながらも、なかなか手が出せていなかった「日記学習法」ですが、やってみると意外とハードルは高くなく、メリットだらけであることに気づきました。

そこで今回は、日記を書くメリットや私が実際に行なっている日記の書き方、活用法をご紹介します。


日記を書くメリット

日記を書くメリットはずばり、自分自身のことや考えなど、自分にぴったりのフレーズストックがどんどん蓄積されること。

日記に書くことって、ほとんどが自分のことですよね。

自分自身の行動や思ったことを日々フランス語で考え、書いていく作業を続けると、自然と今の自分に必要な表現力が身についてくるんです。

教材に載っている、一体いつ使うんだろうっていうフレーズを100回書くよりも、自分が話したいことや思ったことをフランス語ではどうやっていうんだろうと考えながら、毎日3行でもコツコツ書くほうがよっぽど表現力が磨かれます。

日記を書いていると、自分の言いたいことを端的に伝える力が身につくように感じました。

日記の書き方

私自身もそうですが、では日記を書いてくださいと言われても、一体何をどうやって書けばいいのかわかりません。

そこでここでは、私がフランス語日記をどのように書いているかをご紹介します。

本の例文を参考にする

私もまだ始めたばかりなので、日記の書き方的な本を見て、例文を見ながら単語を入れ替えて、自分の言いたいことをノートに書いています。

私が日記を書くのに参考にしているのがこちらの2冊。

どちらの本も、ある程度文法がわかっている前提で書かれていますが、文法解説がしっかりされていて、書き方の手順も書かれているのは、フランス語で日記をつけようです。

ただ個人的には、フランス語日記のほうが、普段使いがしやすい例文が多い印象があります。

 

基礎からフランス語を学びたい方はこちらで紹介しているテキストがおすすめです。

フランス語初心者におすすめ!独学に最適なテキスト3選大人になってからの多くの勉強法は独学かと思います。 私も例にもれず、フランス渡航が決まってから、独学でフランス語をはじめました。 ...

 

目安は1日3行

日記を書くぞ〜!と意気込むと、よほど意志の強い方でない限り、挫折する可能性が高くなりますので、毎日コツコツ続ける意味でも、3行を目安に書いています。

実は私も日記を書き始めた最初の数日は、張り切って何行にも渡って書いていたのですが、同じくフランス語を勉強しているクラリネット奏者の吉田佐和子さんに、書いたあとに音読できる分量がおすすめだよ…と教えて頂いてから、私も3行ほどに切り替えました。

この音読に関しては、後ほど詳しく書きますが、3行というのは実にちょうどいい量だと思っています。

例えば、その日自分がしたことやそれについて思ったことだけでも、意外と3行になってしまうんですよね。

色々書かないと…と思うと、時間もどんどんかかりますが、3行ほどでしたら15分もあればパパッと書けるようになりますから、毎日の勉強習慣としても取り入れやすいと実感しています。

日記を添削してもらう

日記を書いたら、それがきちんと書けているか添削してもらうと、より力もつくかと思います。

私はフランス語日記を書いたあと、HiNativeというアプリを使って、フランス語ネイティブの方に添削していただいています。

HiNative(ハイネイティブ)-英語学習のおともに

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こちらのアプリに自分の書いたフランス語日記を投稿すると、フランス語ネイティブの方が、スペルや文法、表現の訂正を無料で行なってくれ、より自然な表現を教えてくれます。

1つの投稿に対して、複数の方が訂正してくれるのですが、ネイティブによってもその表現が別れることがあり、正直たまに一体どの文章がいいんだ…と悩むこともあります。

そのときは、納得するまで質問し、最終的には「好みの表現」や「母語クオリティの高い方が教えてくれたもの」というように、自分なりの基準を設けて、添削文章を参考にしています。

直していただくことで、ハッと気づく発見がいくつもあるので、私のフランス語日記においてこのアプリは手放せません。

日記を音読する

上記で少し述べましたが、書いた日記を音読すると、さらにフランス語のアウトプット力が上がると教えていただき、私も実践しています。

書けるようになっても、その音がわからなければ、結局は相手に声で伝えることができないため、書く→口にすることで、はじめてアウトプットの練習に繋がるように思います。

私は割と妄想力が強いほうなので、日記を読む際もただ音読する…というよりは、その内容をまるで誰かに話しているように、何度も読んだりしています。

最初は文章を見ながら、たどたどしい読み方なんですが、短い文章なので、10回くらい読み込むと、まるで話しているかのような、ちょっとこなれた感が出て来たり。笑

「学校で年末年始のことを聞かれたら、これ言おう!」
「ドラマの感想の表現だけれど、本や映画の感想を聞かれたらこのフレーズ使おう!」

など、シチュエーションを想像しながら音読をすると、その場面に出くわしたときに、自然に口からフランス語が出るんじゃないかと思い、この作業を続けています。

日記は思い立ったらすぐに始められる

日記って書こう!と思ったら、すぐに始められるのが嬉しいですよね。

私も日記を勧められたその日に早速スタートさせた一人です。

お気に入りのノートに書きたい方は、そのノートを買うまでは違う紙やスマホのメモ帳に保存しておいてもいいと思いますし、SNSや無料ブログに日記を書き記すのも一つの方法だと思います。

まだまだ私もフランス語日記の初心者ですが、今のところ無理なく続けていけそうなので、今後もその効果などを含めて経過を報告させていただきますね。

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